誠に恐縮ですが12月1日より当ホームページに掲載していますタオル、おしぼりなどを値上げ致します。(一部商品を除く)
値上げ幅は5%から12%程度になります。
一部の商品を除き平成23年6月以来約10年ぶりの値上げになりますが、企業努力も限界に達しましたので、大変心苦しい思いではございますがご理解を頂けますようお願い申し上げます。
また今回値上げされないタオル類は来年早々、タオル類以外の商品も来年前半には値上げする事になると思われます。
■ 値上げ対象商品
綿製品全般 (タオル・おしぼりなど)
値上げ予定商品は、商品詳細ページの商品番号の右に★印があります。
例: (商品番号2101) ★
https://www.taoru.co.jp/orosi/2101.htm
■ 対象外の商品
アメニティ商品やマスクなどの綿製品以外の商品
商品番号2905 安否確認タオル
干支タオル
その他一部の綿製品
さて値上げの要因ですが、その要因はいくつかありますが主なものは下記の3点です。
1、中国やベトナムなど、生産国の物価の上昇
2、原材料である綿花や綿糸の価格上昇
3、世界的なコンテナ不足による海上運賃の値上げ
これらは実際には数年前から上昇しているのですが、新型コロナウイルスの影響で世界経済が停滞していたため値上げは見送られていました。
しかし急激な経済の回復によりタオルにかかわらず値上げされています。
≪原因の詳細≫
中国の景気
20年以上前から「中国のバブルはいつか崩壊する」と言われ続けていますが、相変わらず景気は好調で賃金や原材料などすべてのものが大幅に値上がりしています。
また日本ではあまり報道されていないように思いますが、天然ガスや石炭の価格が昨年10月と比べ、倍以上に高騰している事によりさらにタオルの価格が上昇しています。
綿糸価格の上昇
タオルの原料である綿花はインド・アメリカ・ブラジル・パキスタンなどで生産されていますが、中国でも綿花は大量に生産されています。
そして中国の主要な生産地は新疆ウイグル自治区です。
それにより価格が上昇しているかは不明ですが。
コンテナ不足
元々何年も前から中国など東アジアからの輸出が増え、コンテナが不足していました。
今年になり各国のワクチン接種が進むなかで世界経済は上向き、消費が急回復しています。
そのため中国からアメリカへのコンテナ船による商品の輸送量が急激に増えました。
しかしアメリカの港湾作業員がコロナ禍の影響により不足し、コンテナ船がアメリカの港付近に滞留する現象が起きています。
またアメリカから中国など東アジアへの輸送量が少ないため、空のコンテナを中国へ戻すための費用などが加算されコンテナ代を含む海上運賃が暴騰しています。
ちなみにコンテナ運賃は2019年、2020年と比べ2倍から3倍になっています。
令和 3年 11月 3日
株式会社 トーワピュア
代表取締役 時数 誠司
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