《タオル用語についてご説明いたします。》
スレン染め
色が落ちずらい特殊な染料を使って染めてある物です。
業務用として繰り返し使う場合に、色があせるのが遅く、長い間色がきれいなままです。
ただし特殊な染料のため価格は少し高くなります。
ヘム三角縫製
使用頻度が多くても耐えられるように、比較的ダメになりやすい縫製部分やカドを、二重に縫う事により耐久性を増した物です。
業務用として毎日のように洗濯する場合に適しています。
業務用
業務用とは単に企業で使用される物という事ではなく、通常家庭で使われる物とは異なり、縫製も二重や上記の三角縫製などの特殊縫製、またタオル自体も強度が増すよう織られ、染色も上記の落ちずらい染料で染めてあるものです。
マイヤー織り
マイヤー織りとは素材にナイロン等の化学繊維を数%程度使用することにより、吸収力はあまり変わらないにもかかわらず、綿100%の物よりひっかかりずらく、かつ、丈夫な物です。
一般的な綿100%のタオルと比べ耐久性に優れていますので、犬や猫用として最適です。
また、通常の使用ではあまりありませんが、強い力で引っ張った場合にも、ナイロン等が入っているため裂けにくいです。
レピア織り
太く丈夫な糸が密集していて、パイル(タオル表面のループ状の糸)の長さが短い物です。
レピア織りの商品は、丈夫で質が良く、パイルが短いのでひっかかりずらいため業務用に向いています。
なおレピアとは、このタオルを織る織機の名前です。.
マイクロファイバー
マイクロファイバーとは一般的なタオルが綿100%であるのに対し、ポリエステルやナイロン等の化学繊維で作ったタオルで、繊維が非常に細いため吸水性が良く乾きやすく、かつ非常に丈夫です。
一般的な綿のタオルより表面がなめらかなため、昇華転写印刷の際に色のノリや発色が良く、最近は多くの商品でマイクロファイバー素材が用いられています。
またフキンとしては繊維が切れずらく耐久性に優れていてケバが残らない為、ガラス拭きや車拭き、掃除用雑巾として最適です。.
平地
タオルの一部にパイル(ループ状の毛)が無いものです。
この平地があるものを「平地付き」と言います。
これに対し平地部分が無く、ふちのあたりまでパイルがあるものが「総パイル」です。
印刷をする時にパイルがあると、小さい文字はパイルが動く事により読めなくなってしまいますが、平地部分ならそのような事はありません。
そのため名入れには平地付きが適しています。
しかし名入れ等の加工をする場合を除き、総パイルの物がお勧めです。
なおフェイスタオルで160匁以下の商品はほとんどが平地付きです。
パイル
(シャーリング以外の商品)
一般的なタオルの表面はループ状(輪)の糸が出ています。
これをパイルと言います。
シャーリング
一般的なタオルの表面はループ状(輪)の糸が出ているのに対し、シャーリングはそのループ状の糸の上部をカットして ほぐしてあるものです。
その為タオルの表面が細かいので印刷に適していて、一般的な物より肌触りが良いです。
この説明ではわかりづらいかもしれませんが、ご家庭用のタオルを何枚か見て頂ければわかって頂けると思います。.
界切り
下の写真のようにタオルやおしぼりの織り方の違う線をいいます。
匁
「め」又は「もんめ」と読み、古い重さの単位で、1000匁が1貫(かん)で、3750gになります。
タオルの重さとして使う場合は、「1000匁」と書いてあれば12枚(1ダース)で3750gになります。
つまり、1枚の重さは3750g÷12枚で312.50gです。
ときどき「刃」と間違われている方がいますが、現在使われていない単位ですので仕方ないですよね。
ダース
漢字で書くと「打」と書き、数量の単位で、1ダースは12枚です。
タオル業界では主にこの単位を用いています。なお、この他に「デカ」という単位もあり、これは10枚です。.
番手
番手とは糸の太さのことで、数字が大きいほど細い糸になります。
しかし糸の太さは非常に測りづらいため、多く用いられている測定方法は1ポンド(453.59g)の糸の長さを測り、840ヤード(768m)の何倍あるかで番手数を決めます。
ちなみに840ヤードで1番手なので、20倍の16800ヤードの長さがある糸は20番手になります。
タオルは20番手(ニマル)から40番手(ヨンマル)の糸で作られているものがほとんどですが、ホテル用の高級業務用バスタオルは16番手などの太糸で作られているものもあります。
ちなみに高級なワイシャツは80番手や100番手を使用しているそうです。
単糸・双糸
タオルのパイル(タオルの表面のループ状の糸)を見ていただくと、2本の糸を合わせて1本の糸にしてある物があります。
この2本の糸を撚(よ)って1本にしてある物を「双糸」と言い、元々1本の物を「単糸」と言います。
コーマ糸
糸を作る過程で、綿の繊維にクシ(コーマ)をかけることにより、綿繊維をより平行に揃えると同時に、一定の長さ以下の繊維やゴミを取り除いた綿で作った糸です。
その為一般的なものと比べると艶があり、毛羽も少なく綺麗な糸になりますが、手間がかかっているので少し高くなります。.
ベール(梱包)
段ボール箱のかわりに商品をビニールなどで巻き、ヒモなどをかける梱包方法です。
一般的には強く圧縮(小さく)できるので、輸入の際の輸送代や国内の運送代が安くなるため、一部安価な業務用の商品で用いられる梱包方法です。
昇華転写印刷
一旦デザインや写真を転写紙に印刷して、転写紙とタオルをあわせて高温のプレス機で熱をかけることにより、転写紙に印刷されたインクを気体に「昇華」させて「転写」する印刷方法です。
気体にして染めるため、インクが繊維の隙間に入り込みインクによりタオルが硬くなったりすることがなく、洗濯を繰り返しても色落ちしずらく、液体にしないのでにじむ事がなく細かい線やイラストも綺麗に印刷できます。
デザインの再現性が非常に高いため、フルカラーのイラストや写真などを印刷する場合に最適です。
お預かりしましたデータや写真をそのまま印刷できるのですが、データや写真などにキズやシミなどがあるとそのまま正確に印刷されてしまいます。
以前よりタオルの印刷で多く用いられているシルクスクリーン印刷は、1色ごとに印刷型を作る必要があるため費用が嵩み、色数も8色程度までしか対応できませんでした。
この昇華転写印刷は画期的な印刷方法ですが、ポリエステルにしか反応しないため綿製品には印刷できません。
タオルの縁ギリギリまで印刷可能ですが、出来上がりましたタオルの縁に空白(印刷しないところ)を作らないため、印刷用の写真や画像データをタオルより少し大きく作るので、お客様から頂きました写真や画像データの縁部分は印刷されません。
インクジェットプリント
一般的な家庭用プリンターと同じで、インクを直接生地に噴射して印刷する方法です
デザインの再現性が高いため、ほぼフルカラーのイラストや写真などを印刷する事ができます。
印刷前に前処理をして、印刷後にインクを定着させるために蒸気で蒸すなどの工程が必要なため、大量生産する場合にはシルクスクリーン印刷ほど安くなりませんので、小ロット・多品種に向いています。
昇華転写印刷と比べ印刷できない色があったり鮮やかさには劣りますが、綿100%の製品に印刷できるため、マイクロファイバー生地が嫌いな方には良いと思います。
シルクスクリーン印刷
現在流通しているプリントタオルのほとんどがこのシルクスクリーン印刷です。
(タオルの平地部分に社名などを入れる印刷を除く)
1色ずつ印刷型を作り、型をタオルの上に乗せてインクを流し印刷していきます。
1色ずつ型を作る必要があるため、6色の印刷をする場合には型を6枚作る必要があり、型代だけでかなり高額になるため多色の場合には大量生産以外は不向きです。
色に限りがあり(8色程度まで)、細い線や細かいデザインには不向きです。
フチは滲むので一般的には柄を入れないか単色の枠にします。
インクが染料だと良いのですが顔料だと印刷部分が少し硬くなります。
さまざまな問題はありますが、インクジェットプリントができるまでこれしかありませんでした。
タオルのサイズと重さ
サイズについて
タオルは商品の性質上、伸ばせば伸び、横を伸ばせば縦が縮みますので、数%の誤差はご理解ください。
重さについて
当サイトには商品ごとに重さ(g)の記載がありますが、実際のところタオルは1枚ずつ重さが微妙に違います。
例えば200匁と記載している商品の場合、12枚で750g(200匁)前後になるようにしている為、記載されているタオルの重さは1枚の実際の重さではなく、12枚や60枚の平均値とお考え下さい。
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