商品について/吸収性,業務用,厚さ,色,サイズ

・ 一般のタオルと業務用タオルとの違い　
・ タオルのサイズについて
・ タオルの厚さ
・ 白タオルが少し青い
・ 前回購入した商品と色が違う
・ 前回購入した商品より薄い(厚い)
・ インターネットで見た色と違う
・ タオルの吸収性を良くするには
・ 業務用タオルをペット用の敷物にできますか

一般用のタオルとは家庭用として作られた物で、特に丈夫に作られていませんが業務用と比べると全体的に安価です。
業務用とはホテルやサウナ、喫茶店など、毎日のように使用し洗濯する事を想定し、耐久性が向上するよう作られている物です。
強くとは、特にダメになりやすい所を一般の物より多く縫製したり、落ちずらい特殊な染料で色を染めたり、引っかからないようにパイル（タオル表面のループ状の糸）の長さを短く密集して織ったりしています。
価格的には高めですが、繰り返し使用し洗濯する場合には、業務用の方が耐久性があり、色落ちも少ないのでお勧めです。
業務用のものはhttps://www.taoru.co.jp/orosi/gyoumu.htm に掲載しています。

タオルは日本製外国製を問わず、製造の段階での綿の状態（湿度や綿の産地）により、同じ機械で同じサイズ設定をしていても数％のズレが出ます。
120cmの物ですと2、3cm長かったり短かったりする場合があり、また、タオルはその性質上サイズを正確に測るのは非常に難しく、伸ばせば伸び、横を伸ばせば縦が縮みます。
このような事情から数%の長短がある事をご理解頂けますようお願いいたします。

タオルの厚さを測るのは大変難しいです。 つまめば潰れ、パイル(表面のループ状のもの)が立っている場合と寝ている場合とでは厚さが大きく異なります。
そこでタオルの厚さを測る場合、そのタオルが同じサイズであれば重さを代用します。
つまりタオルのサイズ(縦、横)が同じで重さが倍であれば、厚さが倍であると判断します。
これは比較ですので厚さをサイズで明確にすることはできませんが、今まで使用していたものとの比較はできます。
もちろん織り方や密度により違いは出てきますが、厚さを測るにはこれが最も簡単な方法と言えます。
その為すべてのタオルにサイズと重さを明記してあります。

タオルの場合、白色は漂白して作ります。
白で染める訳ではないので真っ白にはなりません、そこで今ではあまり使いませんが裏ワザとして、若干の青や緑の染料で染めます。
これにより人間の目からはより白く見えるようになります。
白タオルを10枚程度重ね横から見ると、青や緑に見えるのはこの為です。
中国製商品の品質は、日本製にかなり近ずいてきていますが、使う水や技術的な問題で若干の違いはまだあり、本当の「白」にするのは難しいようです。

カラーの場合、色の配合は最終的には人間の目で行います。
当然前と同じ色になるように作っていますが、若干違う場合があります。
本来は同じであるべきなのですが、ある程度はやむを得ないものと考え頂き、ご理解頂けますようお願い申し上げます。

輸入商品の場合には経費削減の観点から、一度になるべく沢山の商品を船に乗せ(コンテナに入れ)輸入したいため、製造した段階ではふわふわなタオルを圧縮し(つぶし)、体積を小さくします。
その為日本に到着したタオルをそのままお客様へ送ると圧縮されたままですので、前回買った物より薄く感じますが、段ボールから出し数日置くと、もとの段ボールに入らないくらい膨らみます。
ふくらみ具合や原料の綿糸の質により、時間がたっても厚みにあまり変化が無い場合があります。
これはタオルの性質上のものですのでご理解頂けますようお願い致します。

出来る限り現物の色を忠実に再現できるよう努力していますが、写真撮影の状況などで色補正をしても若干異なってしまう場合があります。
またお客様のモニターの状況等により、実際の色と異なって見えることがあります。
若干の色の違いはご理解頂けますようお願いいたします。
なお、お客様のイメージと大きく異なる場合には返品をお受けいたします。

通常タオルは何回か洗濯をすると、製造の際についた糊剤や染料などが落ちる為、少しずつ吸収力が良くなっていきます。
柔軟剤は油剤や非イオン系の界面活性剤(親油性)が使われているため、多用するとタオルの吸収性を弱める場合があります。
なおタオルの場合、糸の太さや綿の原産地により糸自体の吸収性が異なっていますので、上記の方法を行っても吸収性が向上しない場合あります。
また表面がシャーリングになっている物は、シャーリング面は元々吸収が悪いので、シャーリングではない裏を使うと良いです。

犬や猫などペットの敷物にする場合にはやはりツメの問題があります。
タオルは織物なので、糸(パイル)を引っ張ると業務用タオルでも業務用でなくても、ほつれてしまいます。
業務用タオルは一般的なタオルよりは強く作られており丈夫ですので良いと思いますが、価格が割高になります。
強いが割高な物か、安いがあまり強くない物か、さらに安価な不良品などの物をお選びになるのはお客様の考え方によります。